レッスンや審査員のお仕事で東京には時々出向くが、今日は受験生を連れて、私の師匠にレッスンしてもらうために来ている。
もう受験まで秒読み。
恐らく最後のレッスンになるだろう。
そして、桐朋学園大学に合格したらそのまま私の師匠に見ていただけることになっている。
自分の受験の時を振り替えると、私の場合は中学生だったこともあるが、何も考えずにただただがむしゃらにレッスンと練習に明け暮れていたような気がする。
あの時ほど、ただただ練習するということを続けた日々は無かった。
「音楽を楽しむ」余裕なんてどこにも無かった。
受験とはそういうものだと言われればそうだが(笑)。
さあ、あと10日間。
とにかく全力を尽くしたい。