昨日、和歌山県民文化会館にて、花王主催で横山幸雄さんのピアノリサイタルがあった。
名曲ばかりを集めた、一般の方々や子供にとっても大変聴きやすい演奏会だった。
そして、さすがの演奏。
プロとして何十年も演奏し続けてきたプログラムを、楽々と何の気負いもなく弾いている感じ。
その場その場で、どうにでも出来る余裕を感じさせる演奏であった。
かと言って無味無臭ではなく、ちゃんとあるべきところに味があり、スパイスも時々ちゃんと効いている印象。
色々な意味で「さすが」と思った。
子供たちにとってはきっと「憧れのピアニストの姿」になったのではと思う。
「「生の」「レヴェルの高い」演奏を聴く」
ことほど、子供たちにとって良い刺激になるものはないのだ。
とにもかくにも、和歌山では貴重な演奏会であった。