今年もピティナの審査をさせていただいた。
今回は町田まで出向いた。
学生時代は結構近くに住んでいながらあまり行ったことがない町。
今回行って、なかなか都会でびっくりした。
当然受験者も多かった。
途中、思いがけぬアクシデントがあり、中断されてしまった。
小学生B級の子が、順番を間違えて出て弾いてしまい、そこで気づけば良かったのに、前に弾くべきだった子が次に出て弾いてしまった。
要は完全に順番が入れ替わってしまったのだ。
私たちは、一人目の子が、提出するときに曲を間違えたのかと思って聞いていたが、次に弾いた子も曲が違ったのでさすがにおかしいと思った。
そこで中断。
かわいそうなのは、中断されたときにはすでに舞台に出て椅子に座ってスタンバイしていた次の子だろう。
そのまま何分間か中断され、そのあと「ごめんなさいね。じゃあどうぞ。」とやっと弾けることに。
ちょっと心配したが無事に立派に演奏して、その子は予選通過した。
ホッと胸を撫で下ろした。
こういうときに、当の本人ではないのに巻き込まれてしまって動揺して弾けなかった、なんてこともよくある。
本当に、メンタルは大切だと、改めて思った。
子供だから平気、という場合もあるし、子供だから影響受けちゃった、という場合もあるだろう。
そして、大人たちはこんなことにならないように気をつけなければならない。