2年ぶりに、わがポプラの会の元生徒であり、和歌山市のピアノ界の逸材である、中谷政文くんの演奏会のために東京に出向いた。
東京藝高時代の同級生5人とのジョイントリサイタルも、もう16年目だそう。
それぞれがそれぞれの世界で、本当によく頑張っている。
その5人の成長を見るのがいつもとても楽しみだ。
そしてその違いは、だんだんと歴然としてきているように思う。当然か。
今回の政文くんのバッハも素晴らしかった。
彼の演奏は、特別に魂がこもっているように思う。
ぐいぐいと引き込まれる。
まさに「芸術家」のピアノ。
やっとアメリカ留学から帰ってきてくれそうなので、これからバンバン演奏会をして活躍してほしい。