尊敬と憧れの存在の生徒さん

芦屋の方に来てくださっている生徒さん。


なんと.....御年78歳。


私の生徒さんの中では最高齢だ。


もっと衝撃なのは、なんとピアノを始められたのは「70歳」だとおっしゃること。


そして、もっと私を一番感嘆させるのは「現在の年齢」でも「始められた年齢」でもなく.....彼女の「音色」だ。


なんと優しい音色を出すのか。


白い柔らかそうな美しい手で、柔らかくピアノの鍵盤に触れる。


78歳とは思えないテクニックもお持ちなのだが、(今はショパンの幻想即興曲を弾かれているが、つい最近はバラード1番を弾かれたらしい!)それよりも、「美しい音」を出そうとしておられるところに、私はいつも感嘆し、尊敬し.....憧れる。


ただただ、純粋にピアノを愛しておられる。


「ピアノが好きで好きで。出来ることなら1日中ずっと弾いていたいんです」


とおっしゃる。


本当に、ただただピアノを愛しておられるのだ。


「こんな風にピアノに関わる人生」


って、素敵だ。


と、いつも憧れる。


立場が逆だ(笑)。