門下生コンサート2020年

どうなることかと思ったが、結局今年も私の門下生のコンサートを開催することが出来た。


1週間前まで、録画コンサートにしようかどうか悩んだが、やはり「生の音色」には到底かなわないと思い、通常のコンサートの形ですることを決定した。


そして、やはりその形でやって良かった。


今年は7人の門下生が参加してくれたが、皆、この状況の中をよく準備し、そして立派に演奏してくれた。


7人とも、驚くほど環境が違う。


現役の大学生は3人。

同女が二人と桐朋一人。


あとは卒業生だが、普通に就職している子もいれば、ピアニストとして生活している子もいる。


もちろん独身の子も、そして既婚者で母になっている子もいる。


本当に様々な環境なのだ。


様々な環境の中生活している7人が、一つの舞台で共に音楽をする。


これほど尊く、そして貴重な時間はない。


私は、演奏を聴きながら感無量で、本当に幸せであった。


色んな状況の中、音楽を続けてくれている皆に感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

さぁ、また来年に向けて頑張ろう。